茶道体験教室の風景

今年度の茶道教室は拡大講座「茶道教室(全6回)」となっています。茶道教室に関しましては、いままで公式サイトではあまり紹介しておりませんでしたので、2026年5月24日の茶道教室の初回開催の様子をご報告いたします。
なお、下記内容や感想につきましは、本郷ふじやま公園運営委員会広報部の一担当者の主観によるものですので、ご了承ください。

茶道の「さ」から

まずは、お茶をいただく際の流れ・作法・注意点などを説明していただきました。

お菓子をお配りするところで、手のつき方、手の位置、角度、腰の折り方、などを指導します。
袱紗の畳み方をみながら、お湯が沸くまでしばらく待ちます。その間に袱紗でお道具を拭います。
お湯が沸いたら、茶筅通しし、お茶菓子をどうぞとお声が掛ります。
お菓子をいただきます。一口でいけても、小さくちぎっていただくのがお上品です。
お菓子の紙は、畳んで足元の横に置くか、着物なら袂にそっと入れるのがお作法です。
どうぞ、とお勧めされても、いったん、隣の人に「お先に如何ですか?」と謙遜?するが礼儀です。
お点前を頂く際は、点てていただいた方にお辞儀をし、お茶に感謝します。
お茶碗の正面を左の親指側に回し(90°時計方向に回転)していただきます。
口を付けた場所を手でそっと拭い、お菓子の紙でさりげなく手を拭くと綺麗です。
さっきと反対方向にお茶碗を回し戻し、そのあとは、お茶碗を観賞したり、お茶碗をひっくり返して作者の銘を確認するときなどは、下にお菓子の紙を敷くとよいです。
順番の次の方は、いったんその次の方にお勧めし、ご辞退されたら、お点前頂戴いたします。
最後に、皆さんでお点前のお味を試していただきました。

茶道は「お茶を飲むだけ」にあらず

次は袱紗の手さばきの講義です。皆さん、腰に紐を巻いていただきます。
皆で袱紗を折りたたんで開いて伸ばして・・・ 綺麗に畳めたでしょうか。みなさん真剣な表情です。畳んだ袱紗でお道具を綺麗にします。
床の間の今日の掛軸の作者や書の内容をご説明します。大徳寺塔頭黄梅院の住職、小林太玄(こばやしたいげん)筆による「喫茶去(きっさこ)」という禅語が書かれた掛軸です。「喫茶去」は「まあ、お茶でも召し上がれ」という意味の、茶席でよく使われる言葉です。
お花も愛でます。本日のお花は、ふじやま公園で咲いている紫陽花と十薬(八重のドクダミ)です。

なお、かつて千利休さんは「茶の湯とはただ湯をわかし茶をたてて飲むだけ」とおっしゃられましたが、本質は「一期一会」や「わび」の精神を大切にし、茶の湯を通じて人間関係を深めることが重要なのだそうです。(付け焼刃で恐縮ですが。)

また次もよろしくお願いします

最後に皆さんで礼。そして記念撮影です。次回までに参考書で予習されたい方は、下記がお勧めです。

という茶道体験教室の風景をご覧んいただきました。このお教室のは流派「表千家」です。
今回、お茶をいただく方の側のご指導だったと思いますが、次回以降は点てる側のご指導もあるのかなと思います。

広報として取材してみた感想ですが、お茶をお勧めして辞退し、それを次の方に繰り返して、という流れを見たときに、これが茶番の語源なのか?と考えてしまいましたが、これは全くの間違いでした。このような言葉の応酬は、お茶をいただくこの時間・空間を皆様で共有するためのキャッチボールなのだということを、AIに説教されました。反省。

ご興味ありましたら、体験教室を体験見学されてはいかがでしょうか。
今回の茶道教室の日時:2026年5月24日、6月28日 、7月26日、8月23日、9月27日、10月25日(日)13時~15時30分